要約
matplotlibは、Pythonのデータ可視化ライブラリーです。
グラフの描画をはじめ、様々な種類の図表を作成することができます。
また、グラフのカスタマイズや、グラフに対する様々な操作も可能です。
データの可視化には欠かせないライブラリーの一つです。
詳細内容
まずは、matplotlibをインストールしましょう。
ターミナルもしくはAnaconda Promptで以下のコマンドを実行します。
“`
pip install matplotlib
“`次に、グラフの描画に必要なデータを用意します。
ここでは、x軸の値とy軸の値をそれぞれリストに格納して、折れ線グラフを描画してみます。
“`python
import matplotlib.pyplot as pltx_values = [1, 2, 3, 4, 5]
y_values = [1, 4, 9, 16, 25]plt.plot(x_values, y_values)
plt.show()
“`実行すると、以下のような折れ線グラフが表示されます。
`plt.plot()`関数は、x軸の値とy軸の値をそれぞれ引数に取り、折れ線グラフを描画する関数です。
`plt.show()`関数は、グラフを表示するための関数です。
この2つの関数は、必ずこの順番で呼び出す必要があります。
また、matplotlibでは、グラフのカスタマイズができます。
例えば、グラフのタイトルやラベル、線の色、マーカーの種類、線の種類などを変更することができます。
以下は、独自のスタイルを設定した折れ線グラフの例です。
“`python
import matplotlib.pyplot as pltx_values = [1, 2, 3, 4, 5]
y_values = [1, 4, 9, 16, 25]plt.plot(x_values, y_values, linewidth=2, color=”red”, marker=”o”, markersize=10)
plt.title(“My Graph”)
plt.xlabel(“X Label”)
plt.ylabel(“Y Label”)
plt.xticks([1, 2, 3, 4, 5], [“one”, “two”, “three”, “four”, “five”])
plt.yticks([0, 10, 20, 30])
plt.grid(True)
plt.show()
“`実行すると、以下のような折れ線グラフが表示されます。
このグラフでは、以下のようなカスタマイズをしています。
– 線の太さを2に設定
– 線の色を赤に設定
– 線の点の種類をo(円)に設定
– 点の大きさを10に設定
– グラフのタイトルを”My Graph”に設定
– x軸のラベルを”X Label”に設定
– y軸のラベルを”Y Label”に設定
– x軸の目盛りを[1, 2, 3, 4, 5]から[“one”, “two”, “three”, “four”, “five”]に設定
– y軸の目盛りを[0, 10, 20, 30]に設定
– グリッド線を表示する他にも、matplotlibでは様々な種類の図表を作成することができます。
例えば、ヒストグラムや散布図、円グラフなどがあります。
それぞれの図表の作成方法は、マニュアルや公式ドキュメントを参考にしてください。
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