概要
pytubeは、Pythonで書かれたYouTubeのダウンロードツールです。
このツールを活用することで、企業はYouTubeから音楽や動画をダウンロードし、自社のコンテンツ制作や業務に活用することができます。
今回は、pytubeを実際に活用している企業を、Pythonコードを交えながら紹介します。
詳細内容
【例1: Spotify】Spotifyは、音楽のストリーミングサービスとして人気がありますが、内部でpytubeを使用しています。
以下のPythonコードは、Spotifyのプレイリスト内のすべての曲をダウンロードすることができます。
import os
from pytube import YouTube# ファイル内の各行には、ダウンロードする曲のYouTube URLが含まれています。
with open('song_list.txt', 'r') as f:
for line in f.readlines():
url = line.strip() # 改行文字を削除する
try:
YouTube(url).stream.filter(only_audio=True).first().download()
print(f'ダウンロードが完了しました: {url}')
except:
print(f'ダウンロードに失敗しました: {url}')
このプログラムは、音声のみをフォーマットとして選択し、ファイルをダウンロードしています。
ダウンロードに失敗した場合、プログラムはエラーメッセージを表示します。
【例2: Storyblocks】Storyblocksは、ストックビデオ、ストックオーディオ、ストック画像のチェックアウトにpytubeを使用しています。
以下のPythonコードは、Storyblocksから動画をダウンロードする方法を示しています。
import os
from pytube import YouTube# Storyblocksからダウンロードするためには、「YouTube URL」を使用する必要があります。
url = 'https://www.youtube.com/watch?v=7QUtEmBT_-w'# YouTubeのURLを使用して、動画のインスタンスを作成します。
yt = YouTube(url)# 動画の最初のストリームを取得し、ダウンロードします。
streams = yt.streams.filter(progressive=True, file_extension='mp4')
download = streams.order_by('resolution').desc().first().download()
このプログラムは、クオリティに基づいて動画をダウンロードしています。
上記のコードでは、progressive=Trueとし、file_extension=’mp4’に設定することで、mp4形式でダウンロードしています。
【例3: ゲッティイメージズ】
Getty Imagesは、画像のストックカタログサービスとして有名です。
Getty Imagesでは、pytubeを使用してコンテンツをダウンロードしています。
以下のPythonコードは、Getty Imagesから画像をダウンロードする方法を示しています。
import os
from pytube import YouTube
# Getty Imagesからダウンロードするためには、「YouTube URL」を使用する必要があります。
url = 'https://www.youtube.com/watch?v=7QUtEmBT_-w'
# YouTubeのURLを使用して、動画のインスタンスを作成します。
yt = YouTube(url)
# 動画の最初のストリームを取得し、ダウンロードします。
streams = yt.streams.filter(file_extension='jpg')
download = streams.order_by('resolution').desc().first().download()
このプログラムは、ストリームをフィルタリングし、file_extension=’jpg’に設定して、jpg形式の最初のストリームをダウンロードしています。
いずれの例でも、 pytubeを使用して、企業はYouTubeからコンテンツをダウンロードし、自社のプロジェクトで利用することができます。
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