要約
今回紹介するのは、日本でも広く活躍している企業の一つ、グリー株式会社です。
グリーは、スマートフォン向けのゲームアプリを開発している企業です。
彼らは、javascriptをはじめとした様々な言語を活用し、多くの人々に楽しんでもらえるゲームを制作しています。
今回は、グリーが開発した「Driland」というゲームアプリを例に紹介します。
詳細内容
「Driland」は、グリーが開発したスマートフォン向けの冒険RPGゲームアプリです。
魔法の国「ドリランド」で冒険をするプレイヤーが、様々なクエストやイベントに挑戦しつつ、自分だけの最強パーティを作り上げることを目指します。
このゲームでは、プレイヤーは自分のパーティを編成し、敵を倒すことで経験値を獲得します。
経験値が一定以上に達すると、キャラクターのレベルが上がり、新しいスキルやアビリティを習得することができます。
また、ガシャ（ガチャポン）を回すことで新しいキャラクターを入手できるため、編成の幅も広がります。
プレイヤーは、これらの要素をうまく活用しながら、クエストをクリアし、自分だけの最強パーティを目指します。
さて、このゲームアプリを開発するために使用された言語やツールは、以下の通りです。
– プログラム言語: JavaScript
– フレームワーク: CreateJS
– 開発環境: Adobe Animate CCまず、最初にCreateJSについて説明します。
CreateJSは、HTML5でゲームを開発するためのフレームワークで、CanvasやWebGLを使用して高品質なグラフィックスを扱うことができます。
CreateJSでは、アニメーションやイベントの処理、レンダリングなどを簡単に実装することができます。
次に、JavaScriptについて説明します。
JavaScriptは、ウェブページの動的な振る舞いを実装するのに最適なスクリプト言語です。
グリーゲームでは、JavaScriptを使用して、ゲームエンジンの計算やイベント処理、ユーザーの操作などを実装しています。
最後に、Adobe Animate CCについて説明します。
Adobe Animate CCは、アニメーションやWebコンテンツの制作に特化したソフトウェアです。
グリーでは、Adobe Animate CCを使用して、キャラクターやオブジェクトのアニメーションを作成しています。
それでは、実際に「Driland」のゲームのコードを見てみましょう。
以下は、CreateJSを使用したキャラクターコードの例です。
“`javascript
// キャラクタークラス
var Character = function(){
this.initialize.apply(this, arguments);
};Character.prototype = new createjs.Bitmap();
// キャラクターを初期化する
Character.prototype.initialize = function(image){
createjs.Bitmap.call(this, image);
};// 右に移動する
Character.prototype.moveRight = function(){
this.x += 5;
};// 左に移動する
Character.prototype.moveLeft = function(){
this.x -= 5;
};// 上に移動する
Character.prototype.moveUp = function(){
this.y -= 5;
};// 下に移動する
Character.prototype.moveDown = function(){
this.y += 5;
};
“`このコードでは、キャラクターを表すCharacterクラスが定義されています。
Characterクラスは、createjs.Bitmapクラスを継承しており、initialize関数で画像を初期化しています。
また、moveRight、moveLeft、moveUp、moveDown関数は、それぞれキャラクターを右、左、上、下に移動させるための関数です。
次に、JavaScriptを使用したゲームエンジンのコードの例を見てみましょう。
“`javascript
// ゲームのメイン処理
function gameMain(){
// ゲームの初期化処理
initGame(); // ゲームループ処理
var gameLoop = function(){
// ゲーム中の処理
gameProcess(); // 画面の更新処理
updateScreen(); // フレーム更新
createjs.Ticker.setFPS(60); // ゲームループの再起動
createjs.Ticker.addEventListener(“tick”, gameLoop);
}; // ゲームループの開始
gameLoop();
}// ゲームの初期化処理
function initGame(){
// キャラクターの初期化
initCharacter();
}// ゲーム中の処理
function gameProcess(){
// キャラクターの移動処理
moveCharacter();
}// 画面の更新処理
function updateScreen(){
// キャンバスの更新
stage.update();
}
“`このコードでは、gameMain関数がゲームのメイン処理を担当しています。
gameMain関数では、initGame関数でゲームの初期化処理を行い、gameLoop関数でゲームループを開始しています。
また、ゲーム中の処理はgameProcess関数で、画面の更新処理はupdateScreen関数で担当しています。
これらの関数を適切に実装することで、ゲームのループやキャラクターの移動などを実現しています。
以上が、「Driland」のゲームアプリを開発するために使用された言語やツール、そして一部のコードを紹介した内容です。
グリーが制作しているゲームアプリは、JavaScriptをはじめとしたWeb技術をうまく活用して、多くのユーザーに楽しんでもらえる作品となっています。
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