「Pythonで欠損値処理をする方法[NumPyとpandasの使い方]」

python

概要

Pythonにおいて、欠損値が存在する場合があります。

欠損値とは、データの一部が欠落していることを指します。

この状態だと解析や処理が困難になってしまうため、適切な処理を行うことが重要です。

以下ではPythonにおける欠損値の扱い方を紹介します。

詳細内容

Pythonでは、欠損値を「NaN」として扱うことが一般的です。

NumPyやpandasといったライブラリを使用すると簡単に欠損値の扱いが可能になります。

まず、NumPyを使った欠損値の処理方法を見てみましょう。

NumPyでは、np.nanという特殊な値を使用して欠損値を表します。

例えば、以下のような配列があった場合に欠損値を設定することができます。

 python
import numpy as np
arr = np.array([1, 2, np.nan, 4])

このようにすることで、配列の中に欠損値を含めることができます。

また、NumPyで欠損値が含まれる配列の演算も可能です。

ただし、欠損値が含まれると、結果もNaNとなってしまうため注意が必要です。

次に、pandasを使用した欠損値の処理方法を見てみましょう。

pandasでは、データフレームやシリーズといったデータ構造を使用して、欠損値の扱いができます。

たとえば、以下のようなデータフレームがあった場合に欠損値を設定することができます。

 python
import pandas as pd
df = pd.DataFrame({'A': [1, 2, np.nan, 4], 'B': [5, np.nan, 7, 8]})

このように、pandasではNumPyと同様にnp.nanを使用して欠損値を設定することができます。

欠損値の扱いに関しては、pandasの機能を利用して以下のような処理ができます。

 python
# 欠損値を含む行を削除する
df.dropna()# 欠損値を含む列を削除する
df.dropna(axis='columns')# 欠損値を別の値に置き換える
df.fillna(0)

上記のコードでは、dropna関数を使用することで欠損値を含む行や列を削除することができます。

また、fillna関数を使用することで欠損値を別の値に置き換えることができます。

欠損値が多数含まれる場合、欠損値を含む行や列を削除するとデータが失われるため、代替値を設定することが必要になります。

代替値の方法として、平均値や中央値、最頻値などがあります。

pandasでは、以下のようにして欠損値を代替値に置き換えることができます。

 python
# 平均値で欠損値を代替する
df.fillna(df.mean())# 中央値で欠損値を代替する
df.fillna(df.median())# 最頻値で欠損値を代替する
df.fillna(df.mode().iloc[0])

上記のコードでは、fillna関数を使用して欠損値を平均値、中央値、最頻値で代替することができます。

mean関数やmedian関数を使用して、列ごとの平均値や中央値を求め、代替値として設定しています。

また、mode関数を使用して最頻値を求め、iloc[0]で最頻値の値を取得しています。

以上のように、Pythonにおける欠損値の扱い方を紹介しました。

欠損値の処理は、データの信頼性や解析に大きく影響するため、注意深く扱うことが必要です。

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