要約
Pythonは多くの企業でビジネスに活用されています。
今回は、その中でも具体的な例として、Pythonを使用したビジネスアプリケーションを開発した企業を紹介します。
詳細内容
1. DropboxDropboxは、2007年に設立されたファイル共有サービスで、現在は世界中の多くの企業や個人が利用しています。
Pythonは、Dropboxのバックエンド部分の開発において重要な役割を果たしています。
特に、PythonのフレームワークであるDjangoやTwisted、そしてPythonのWebスクレイピングライブラリであるScrapyが、Dropboxの開発に活用されています。
2. GoogleGoogleは、世界最大の検索エンジンとして広く知られていますが、その他にも多くのビジネスアプリケーションが存在します。
たとえば、GoogleのオンラインストレージサービスであるGoogle Driveは、Pythonで開発されています。
PythonのフレームワークであるCherryPyやFlaskが使用され、データベースとしてはMySQLが採用されています。
また、Googleは世界中で最も使用されている電子メールサービスであるGmailを提供していますが、Gmailのフロントエンド部分はJavaScriptで開発されています。
しかし、Gmailのバックエンド部分はPythonで開発され、PythonのWebフレームワークであるDjangoが使用されています。
3. Dropboxのコード例以下は、Dropboxが公式に公開している、Pythonで書かれた実際のコード例です。
“` python
import dropboxdbx = dropbox.Dropbox(‘
print(entry.name)
“`このコードは、Dropbox APIを使用して、Dropboxのフォルダ内にあるファイルとフォルダの名前を列挙するものです。
まず、`dropbox`ライブラリをインポートして、アクセストークンを使用して`dropbox.Dropbox()`オブジェクトを作成します。
その後、`files_list_folder()`メソッドを使用してルートフォルダ内のエントリをリストアップし、そのエントリの名前を出力します。
4. Google Driveのコード例以下は、Google APIを使用して、Google Driveに新しいフォルダを作成するPythonの実際のコード例です。
“` python
from google.oauth2 import service_account
from googleapiclient.discovery import buildcreds = service_account.Credentials.from_service_account_file(‘
drive_service = build(‘drive’, ‘v3’, credentials=creds)folder_metadata = {‘name’: ‘New Folder’, ‘mimeType’: ‘application/vnd.google-apps.folder’}
folder = drive_service.files().create(body=folder_metadata, fields=’id’).execute()print(f’Created folder ID: {folder.get(“id”)}’)
“`このコードは、GoogleドライブAPIを使用して、Googleドライブ内に新しいフォルダを作成するものです。
まず、`google.oauth2`から`service_account`モジュールをインポートし、サービスアカウントファイルを使用して`Credentials.from_service_account_file()`メソッドを呼び出し、指定されたドライブAPIにアクセスするための資格情報を取得します。
その後、`googleapiclient.discovery`から`build()`メソッドを呼び出して、Googleドライブサービスオブジェクトを作成します。
そして、新しいフォルダの名前とMIMEタイプを設定し、`files().create()`メソッドを使用して作成します。
最後に、作成したフォルダのIDを表示します。
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